【経済】ミャンマー・バングラデシュ間に経済特区

2017年10月27日(金)

ミャンマー・バングラデシュ間の国境貿易の増加及び経済発展を目指し、カニィンチャウン経済特区を設置するよう政府・企業間で10月30日に了解覚書(MOU)を締結することを、ラカイン州政府組織計画・財務省が発表した。
カニィンチャウン経済特区は用地面積49エーカー以上に及び、高級市場、倉庫、貿易事務所1件及び港2港を含む予定である。 本経済特区はマウンドー郡にあり、ミャンマー・バングラデシュ国境であるナット川付近に位置する。 カニィンチャウン経済特区を資本金10億チャットで実現することを前政権時に州政府組織と投資予定企業が合意し、港2港及び倉庫10棟以上を建設し終えた。現在、本計画を引き続き実現できるよう、州政府とComsotium会社が締結する予定だ。「カニィンチャウン経済特区はもともと貿易区として設置された。その後、州の計画・財務省が経済特区として設置するよう指示した。今は投資を予定する企業とMOUを締結するときだ」とマウンタウン国境貿易業者協会のアウンミィントテェイン会長は述べた。 現在国境貿易が行われているマウンドー川は浅く、貨物船が時間を問わず行き来するには困難があると国境貿易業者のテインマウン氏は述べた。

(10月27日付7 Days Dailyニュース)