ヤンゴン市民の私が見たヤンゴン市議選(第3回:選挙1週間前)【連載コラム】

ヤンゴン市開発委員会選挙まで後1週間になりました。最近のマスコミでは「ヤンゴン市民が選挙に対して興味を持っていないことや選挙に関する記事」を大きく上げています。The Speakers Newsでは市民の9割が選挙に興味が無いと述べましたし、DVBニュースでも市民からの関心がまだまだ低いと述べました。そのため今週の雑誌・新聞等では選挙に関する記事を大きく上げていました。  
前回のコラムで選挙の席は105席だと述べました。それに競争する委員数合計は274名います。NLD政党からの委員91名、USDP政党からの委員23名、個人で出る委員とその他が160名になります。今週29日には選挙の選挙活動が終了となります。選挙の開催に関してYCDC(ヤンゴン開発委員会は)2兆チャット(66万米ドル)を使うと発言しました。現在 各タウンシップの委員会局で 投票できる市民リストを公表していますが、確認に来る人は非常に少ないようです。3月23日にはアウンサンスーチ氏がヤンゴンに来てBahanタウンシップで事前投票をしました。
3月23日と24日ではヤンゴン市管区から選挙に18歳以上の市民が投票するようなイベントを各地のぎやかな場所やダウンタウンで行いました。委員のキャンペーン活動も暑い中、あちこちで見られます。
ついて来週31日(日)には初地方直接選挙が開催されます。ヤンゴン生まれの私にはとても関心が高く楽しみにしています。次回最後のコラムには選挙の現場へ直接行き、勉強して最後のコラムを書かせていただきます。

筆者:VACヤンゴン会計事務所 Chu Khet Khine

連載コラム目次

第1回(3月10日):選挙3週間前
第2回(3月17日):選挙2週間前
第3回(3月24日):選挙1週間前(本稿)
第4回(3月31日):選挙当日