ベトナムの中秋節物語

2019年8月21日(水)

筆者:Nguyen Thi Tu Uyen

ベトナム中秋節の起源は、Hằng Nga(ハン・ガー姫様)とChú Cuội(クオイさん)の伝説がよく知られています。伝説によると、昔、美しいハンガー姫様という妖精がいたということです。彼女は子供たちと遊ぶために下界に降りたいと思っていましたが、特別なことがない限り、下界に降りることは許されませんでした。
ある日、天界で神様たちは「満月のケーキを作る」というコンテストを行いました。このコンテストは、美しくて美味しいケーキが作ると賞を得られます。ハンガー姫様はケーキの作り方を知るという理由で下界に行き、クオイさんという嘘つきな人に会いました。クオイさんは彼女に全部材料を混ぜて焼くだけでいいと教えました。
不思議なことに、ハンガー姫様が作ったケーキはいい匂いがして、それを食べた子供たちはみんな美味しいと褒めました。それで、ハンガー姫様は、そのケーキをコンテストに出すことに決めて、天界に帰ろうとしました。

しかし、クオイさんはハンガー姫様と離れたくないので、彼女の手を取り、離しませんでした。すると不思議な力が働いて、クオイさんとCây Đa(ダー木)は月に引きずられてしまいました。クオイさんは、ダー木の上に座ることで、下界で子供たちが遊んでいるのを見ることができました。そして、時々下界でのことを思い出しては、クオイさんは泣いていました。

ハンガー姫様のケーキはコンテストで一等賞を獲得し、そのケーキを「月餅」と名付けました。ハンガー姫様は一等賞のご褒美として、毎年8月の満月の日にクオイさんと共に、子供たちと遊ぶために下界に降りることを望みました。それ以来、神様は8月の満月を「中秋節」と名付けました。
今や月餅はこの「中秋節」には欠かせないものです。月餅は、焼き月餅と柔い月餅の2種類があります。焼き月餅は塩味で、ソーセージと卵黄で作られています。そして、柔い月餅は、緑豆または赤豆で作られており、甘い味を持っています。

ベトナム人は「中秋節」の期間中はMúa lân(ランダンス)を行います。Con lân(ラン)は、すべての家の幸運、繁栄、幸いを表します。ランダンスを踊ると、中秋節の期間に子供たちは中秋提灯をもらいます。中秋提灯は星、鯉魚、蝶などの様々な形がたくさんあります。ベトナムの「中秋節」の満月の夜は、子供たちは遊んで踊り、大人たちはゆっくりお茶を飲みながら月餅を食べて過ごすのです。

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