ベトナムで日本のITエンジニアに求められる役目とは?(基礎のキ)

2018年4月7日(土)

ベトナムで日本のITエンジニアに要求される役目としては、プログラマーとしてでなく、プロジェクトの取りまとめ役になる場合が多くあります。
ここでは、ベトナムで日本のITエンジニアに求められる役目とは? についてご紹介しましょう。

トータル的なデザインスキル

専門の技術的な分野を、ITエンジニアとして持っているのもいいですが、必要ということでは必ずしもありません。
これよりも、トータル的なデザインスキルの方が遥かに大切です。
トータル的なデザインスキルというのは、今後を睨んだ技術的な決定力で、チーム員を技術的に引っ張っていくための力です。

マネジメントスキル

プロジェクトを成功するために、一緒に仕事をするチーム員をマネジメントするスキルは、日本のITエンジニアに求められる役目として大切なものです。
ベトナム以外に日本国内においても同じですが、品質を要求すれば作業を自分でしたくなる場合も多くあります。
しかし、自分で作業をいつも行うと、チームとしてスキルアップすることはありません。
そのため、ベトナム人の一緒に仕事をするチーム員を信用して、仕事を任せることが必要です。
人は誰でも頼りにされると、自分が認められたと思ってやる気になるものです。

コミュニケーションスキル

ベトナム人と日本人は、同じ仏教の国であったり、同じ米食文化であったりするため、国民性がよく似ていると言われています。
しかし、理解がお互いにできない場合もあります。
そのため、結果を出すには、コミュニケーションスキルが必要です。
理解をお互いに深めるには、会話をマンツーマンで行うことが必要です。
例えば、テクニカルリーダーとマンツーマンで会話をしてみると、気づきがお互いに多くあり、プロジェクトを遂行するために非常に役に立つ場合もあります。
完璧にここでご紹介したようなスキルがある人は多くないでしょうが、ベトナムで日本のITエンジニアとして仕事をする際には少しずつでもスキルアップするように努力する必要があります。