「知彼知己者、百戦不殆。不知彼而知己、一勝一負。不知彼不知己、毎戦必殆。」(孫子)
VACグループは、日系企業様を対象として、ベトナム進出においては18年以上、ミャンマー進出においては12年以上にわたって現地に常駐スタッフを置いたコンサルティングをおこなっており、その豊富な経験とノウハウで様々な業態の企業様のベトナム・ミャンマー進出を成功に導いております。
海外進出を検討されている企業のみなさまへ
海外進出される際には改めて次のようなことを確認しておきましょう。
どれも、弊社コンサルタントが常にお聞きすることで、シンプルですがとても大事なことです。
なぜ海外進出するのか?
これまで中国進出サポートも含めると30年近く日本企業の進出を目にしてきた弊社が感じることは、日本企業の中には明確な目的意識なく海外進出をしてしまったという事例をかなり見かけます。まず、何のために海外進出をするのかを原点に立ち返って検討する必要があります。とうぜん企業ごとに目的が違うので明確な回答があるわけではありません。しかし、中には弊社に相談にこられ話をしている間に、社長自身が考えていたことに気づくなんてこともあります。実はわかっていたようで分かっていないこともあるのです。
海外進出の目標は何か?
企業の数だけ考え方、経営理念が違いますし、企業の規模によってもアプローチは異なりますが、海外進出の目標は大きく分けると下記に集約されます。
- 人件費の安い国で製造して製造コストを圧縮し、国際競争に対応
- 新規マーケットの開拓
- 取引先(親会社)からの要請
- 海外人材の活用をしたい(能力面/コスト面)
海外進出の形態はどうするのか?
海外進出にはその目的や目標により様々なパターンが考えられます。
進出リスクの低いところから高いところまでありますので注意が必要です。弊社は「小さく生んで大きく育てる」をモットーにしておりますので、出来るだけリスクの低い段階から始めることが良いと考えています。
例として製造業が海外に進出する場合について考えてみます。
1. 委託加工
メリット | 相手方企業の施設・人材を活用することが出来るので初期コストがかからない。 |
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デメリット | ・あくまで相手方企業の施設であり、施設変更に日本側の要求が通らないことがある。 ・人材も相手方企業の社員であり、人事を日本側で決めることが出来ない。 |
2. 駐在員事務所設立
メリット | ・社員を駐在員事務所で採用・管理できる。 ・比較的撤退作業が容易である。 |
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デメリット | 駐在員事務所では活動に制限があり、事業活動は行えない。 |
3. 現地法人設立
メリット | 自社で経営管理をすることが出来ることにより、業務をスピーディに行うことが出来る。 |
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デメリット | 全てのリスクを自社で取る必要がある。(例:当局とのネゴシエーションなど) |
4. 合弁会社
メリット | ・合弁先のリソースを活用できる ・現地の情報を合弁先から入手することが可能 |
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デメリット | ・経営判断において合弁先との調整が必要になる。 ・経営管理を相手側にゆだねるケースが多く、トラブルが多い。 |
ベトナム・ミャンマー進出顧問契約(アドバイザリー)
これまでの30年近い中国・ベトナム・ミャンマーでの海外経験及び海外事業立ち上げから運用経験を踏まえ、これからベトナム・ミャンマーに進出を検討している企業経営者の皆様にベトナム・ミャンマーに進出する際に①どのような事業ビジョンが必要か。②どのようにして必要な現地情報を収集するべきか。③ベトナム・ミャンマー進出を検討し始めてから実際に進出するまでにはどのような準備(調査)が必要なのか。④進出時の事業形態(取得ライセンス)の検討から進出後の事業運営及び組織編成までを、その初期段階から経営者と共に考え、事業情報を共有することで無理・無駄のないベトナム・ミャンマー進出及びベトナム・ミャンマー事業の成功を目指します。
また、すでにベトナム・ミャンマー進出はしているが、現在、ベトナム・ミャンマー事業運営に関し様々な困難に直面しており、事業が停滞している経営者の方にどうすれば事業の立て直しをすることが出来るかをともに考え、事業を軌道修正する方針をアドバイス致します。
支援概要
- 進出先における現地情報の提供
- ベトナム・ミャンマー事業にかかるアドバイス
- セミナー、勉強会などへの無料招待
- 現地視察時に当社現地事務所での無料実務相談
このような企業に
これから進出を考えている企業
- 社内にベトナム・ミャンマー事業に関する経験豊富な担当者がいない
- 経営者がベトナム・ミャンマー事業を検討するにあたり、相談できる専門家が欲しい
- 長期にわたりベトナム・ミャンマー事業展開をともに考え、相談に乗ってくれる専門家が欲しい
すでに進出済で事業再構築を考えている企業
- 社内にベトナム・ミャンマー事業に関する経験豊富な担当者がいない
- ベトナム・ミャンマー拠点でのトラブルが多く、社内組織を再構築したい
- ベトナム・ミャンマー事業所のコスト削減のために業務管理システムを再検証したい
- ベトナム・ミャンマー拠点の売上UPのための現地に精通したアドバイザーが欲しい
顧問契約をするメリット・デメリット
メリット |
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デメリット |
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ご契約までの流れ
ご相談 | まずはお気軽にお問合せください。 お問い合わせはこちら。 |
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ご面談 | 実際にお会いしてお話をさせていただきます。 (弊社事務所又は御社事務所) |
ヒアリング | 御社のベトナム・ミャンマー進出に対する基本的な考え方をお聞きいたします。 |
契約締結 | コンサルティング契約書の締結 |
契約期間・顧問料
契約期間 | 最低契約期間:6ヵ月 |
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顧問料 | ①オンラインプラン:月額15,000円(メール・電話での相談のみ) ②面談プラン:月額50,000円(面談相談含む) |
相談回数 | 無制限 |