ベトナム日系工場建設奮闘記 ~ナカノアパレルベトナムNghe An 工場~【第20回 出国手続きのためにNghe An からホーチミンにある入国管理局へ】毎週更新
2022年9月16日(金)DELTA ARCHI TECTS VIETNAM CO.,LTD.
代表取締役社長 三角照夫
マジか、、、、それから毎日眠れない日々が続いた、もともとのきっかけは当初頼んでいたエージェントがいい加減な手続きで2021年度内に労働許可証と一時滞在許可証を取得できなかったことが発端だ。今回労働許可証を申請・取得してくれたえージェントはしっかり動いてくれているのだが、不法滞在となると本人が入国管理局へ行って申請する必要があるという。もし今のエージェントに依頼することが出来るとしても当初のエージェントのように、最終的には「すみませんが出国手続きができませんでした。デポジットは返せません」と平気で言われる恐れもあるからもう誰も信用できないし、自分で動くしかない。
しかしNghe An からHochiminhへは飛行機で約2時間、往復2万円ではきかないが仕方ない、このまま不法滞在するわけにはいかないのだ。そして6月23日の深夜便、つまり24日の0時10分の便には絶対に乗って帰国しなければならない用事がある。
とにかく一刻も早く手続きをしなければならない!6月3日に現場を休んで午後の便でHochiminhへ飛んで、次の日入国管理局へ行くとことにしたのだが、聞けば入国管理局は朝7時半からオープンするので、みな6時半くらいから門が開くのをまっているらしいが、あれから当然、生きた心地のしない私は夜は眠れないし、朝5時くらいから目が覚めてしまうので、6時半なんて余裕、しかしこういう時にバイクを運転するのはヤバい。もし事故でもしたらもう目も当てられないので、Grabで移動することにした。
6月3日に入国管理局へ行くと、もう当日の整理券は配り終わったあとだったので、次の日の6月4日の土曜日にまた来るように言われた。配り終えたことは知っていたが、場所や窓口を確認するため、事前に一度行っておきたかったからだ。
朝7時20分頃にゲートが開き、順番なんてお構いなしで、みな整理券を受け取りに走る!なんとか9番目をゲットし、待合室でおとなしく待つ。提出書類しなければならないは事前に必要書類をダウンロードして記入してある。
番号を呼ばれたので窓口へ行き提出するのだが不法滞在をした理由書だけは窓口に行かなければくれないと言うなんとも嫌がらせて的な(まあ、不法滞在する方が悪いのだが)を貰い、その書類に理由書などを書いて、今日は土曜日なので、また来週月曜日に持って来なければならなかった。
6月6日の月曜日の朝、再度入国管理局へ行きパスポートと書類を提出すると、受付完了の控え用紙を渡してくれて、そこには6月13日の午前10時に来るようにと書かれていた。とんだ誕生日だが、これでなんとかなる、と思っていた。
ちなみにパスポートを提出したのに何故6月13日にNghe Anから飛行機に乗れるんだ?って?国内線の飛行機はパスポートの代わりにベトナムでの運転免許証があれば、それが身分証明になるので、飛行機での移動が可能だったのだ。
次回予告:4度目の入国管理局へ
朝早くからめっちゃ並んでるやん!