・韓国がベトナムに派兵した本当の理由と 目を覆いたくなる虐殺の実態
この戦争では韓国が米国からの資金援助と特需を得て経済発展を遂げるため、延べ40万人を傭兵として戦線に送り込み、最大5万人が駐留しました。
当時の韓国は南ベトナムよりはるかに低開発の世界的最貧国でしかなく、軍民ともに「ベトナム行きのバスに乗り遅れるな」が合言葉で、手取り早い金蔓。
最も残虐な行為をベトナムで行なった同盟国軍は韓国軍だったとベトナム軍人にさえ言われており、南北拘わらず参戦した人は韓国兵を良く言いません。
クアンナム省フォンニャット虐殺79人、タイヴィン虐殺1200人、ゴダイ虐殺380人、ハミ虐殺135人を始めとして多くの村々で住民の殺戮と暴行虐待を繰り返しました。判明しているだけでその数は何と30万人以上とも。
村民の中に解放戦線と疑わしき者が混じっていると勝手な判断すれば、容赦なくその場で全員を殺害。粗末な住居、家畜さえも焼き尽くすという凶悪さだが暴挙の実態は米軍も承知。上層部も黙殺のまま誰も口に出すことはなく暗黙の了解。韓国でこの事実を知る知識人は僅か。自国の軍隊が犯した罪を認めず隠し続け、汚い行為に蓋をしてタブーにしています。だが本に書かれている参戦した元軍人の証言では、「部隊長はベトナム戦争当時、自分の部隊が村を丸ごと焼き払い、住民全員を撃ち殺したと自慢げに語っていた」というのです。
彼らは修道女まで殺したそうで、この様な話は良心ある人から何とか聞き出せるといいますが、「フィアス・タイガー(猛虎師団)」と「ブルー・ドラゴン(青竜師団)」が中でも最強で残忍無比、殺人者集団の鬼畜部隊と言われます。
「索敵殺害-殺しつくせ、焼きつくせ、破壊しつくせ」作戦では老若男女問わずに赤ん坊まで殺戮。非戦闘員の完全皆殺し。韓国軍はベトナム女性にとって最大の恐怖の的で、韓国兵は残忍なやり方でレイプしてから殺害しました。 ある時米韓両軍が一緒になって結婚式の行列を襲い、花嫁を含め7人の女性を強姦。結婚式に参列した招待客の宝石や金目になるものを強奪し、三人の女性を川の中へ投げ込んで殺害した事件まであるという。これはれっきとした犯罪行為で、理由の付け様や抗弁できる筈がありません。韓国軍ベトナム人大虐殺は南政府軍内でも知られており、韓国兵は嫌悪の的。私の友人で元南ベトナム政府軍の軍人は「韓国兵に会ったら死神に出あったのも同然だった」と語っています。「韓国軍は南政府軍と一緒に行動する事がなかった。彼らは単独夜間行動、重たい荷物なのに足音もさせず動くから、忍び寄り刺しても判らない」「彼等の食事は貧しく米とキムチ。どこにパワーが潜んでいるのか?」今でもトラウマに罹り韓国は大嫌いだというほどです。韓国政府はこの愚劣な行為を破廉恥にも隠蔽。事実と証拠があるにも拘わらず断じて謝罪も補償もしません。それどころか戦後40年を経た時、「両国兵士同士が友好的和解」と写真入りで新聞発表を行い、両国の友好関係の無理やり演じています。
・ライダイハン
司馬遼太郎は「人間の集団」の中で、当時のサイゴン市内で韓国人と間違われ、「ダイハーン!」と呼ばれたと書いていますが、これは韓国人の意味。日本人と判ると安堵の笑顔が戻ったのが判るというのです。 「大韓」、彼らは自負でそう呼びましたが、当時の南ベトナムの人達は韓国を同盟国として認めていなかったのです。終戦時に韓国メディアの記者は殺されると恐怖に怯え、日本の新聞社に匿ってくれるよう懇願した、と日本人記者が著書に認めており、後ろに銃が無ければペンも折るほど報道魂のない情けなさ。
また「ライタイハーン」という言葉があると司馬さんは書いています。これは韓国兵が性的行為を強制したベトナム女性に産ませた混血児の蔑称。もちろん当人に如何なる罪もありませんが、その孤児の数3万5千人。何ら保護されず放置されたまま苦難の人生を歩んでいます。嘘にまみれた隠し事があることに若い韓国人は教えられず、知らない。正しい歴史認識は彼らにこそ必要です。
ある時、知り合いの旅行会社のガイドが実はその本人だと打ち明けてくれたことがあります。彼は中部山岳地域の生まれ。母親と2人の生活だったのですが、貧しくて食べる物さえなかったといいます。超ド級の田舎では噂は早く、蔑まれて居場所もなく、誰も口を聞いてくれない差別。学校も行けずに辛い事ばかりだったといいますが、頑張って英語と韓国語を習得しガイドをしています。 青年は苦労した母親に楽をさせたいと言いますが、この話も社会の表にはなかなか浮かび上がって来ません。 アメリカには良心がまだ残っていてその混血児はアメラシアンと呼ばれます。映画にもなったほどで、孤児になった子供を戦時中でさえ専用の飛行機に乗せて本国に送ろうと画策。当時の北の政府は誘拐と称して対極、子供達が乗った飛行機を撃墜しようとしますが難なく逃れる一幕があります。 だが韓国にはこのような人道的配慮はなく、贖罪や呵責を感じるという言葉も一切見つからない。現在も韓国へ嫁いだ貧しいメコン出身のベトナム人花嫁が、金で買われる様にして海を渡りますが、言葉が出来ない、料理はもとより文化も教えられず、悲惨な目に会い子供と自殺する。政府間協議にもなるほど相次ぐ事件にも上から目線は変わりません。 日本は民間ボランティア等によるベトナムの非就学児童への支援活動が盛ん。だが韓国の民間団体がこの様な活動をしているとの話は滅多になく、それどころか映像で文化侵略を図ろうと発信を続ける魂胆。見習いたいものです。
株式会社VACコンサルティング 顧問
(IBPC大阪 ベトナムアドバイザー)
木村秀生