・薬品・化粧品
ベトナムのオフィス冷房は何処でも低目の設定なので肌寒く乾燥しています。
また此処でもパソコンと一日中にらめっこが多くドライアイが結構多く、暑くて埃っぽい市中をバイクで走れば目も疲れるため、特に目薬は嬉しい一品。
ドラッグストアでいつも大量購入しますが、直ぐになくなるほどの人気です。
冷房過剰は唇もかさつくのでリップも人気。若い人にはパステルカラー、ぷるんぷるんがいい様です。中にはリップを使わない人も居るが、この時は無色無香料が良い。新色とか、今年の流行色とかのキャッチには敏感。値段が高くなくてもOK、MADE IN JAPANの記載は絶対的な信頼の証です。
日焼け止めも陽ざしが強いのでピッタリ、基礎化粧品、ホワイトニングも日本人の肌質と似ている様で合います。
日本企業が現地でも生産していて同じ内容なのに日本から持ってきたのがなぜか好まれる。化粧小物も嬉しいもの。だが一般的には韓国製は値段が安いため人気がある様です。
・京都ブランドにうっとり
千二百年の伝統と四季折々に彩られた銘品。入洛した外国のお客様が散策中に老舗を見つけると喜ばれる位。元は宮中に納めるため発展した職人技の数々、繊細精緻で美しい京都文化の魅力。実用より部屋やリビングでインテリアにも。
最近小皿が人気のようだが、地元清水焼だけではなさそうなので注意。縮緬の小物入れも花柄や小紋の可愛いのがいい。あぶら取り紙も幾つか持っていれば役に立ち、CAにも好評で感謝のアイテム。
社寺のお守りも自分を想っていてくれていると納得。商売繁盛、健康もいいし、家内安全や安産で渡した事もあるが、ずっと肌身に着けてくれています。
定番の菓子土産は3百有余年の歴史がある八橋。外国人は生八つ橋のモチモチとした食感が良いらしい。最近は種類も多く缶入りもあって便利。
・人気上昇の神戸洋菓子
神戸人気が最近上昇、ファッションセンスと気品の良さが好まれる。一番舘のチョコにクッキー。小さな店から出発した六甲のベル。ドイツ人が伝え日本人が伝承したユーハイムの正統派バウムクーヘンは、HCM市の高島屋B2にもあって実演販売をしています。日本より一回り大きいが、しっかりKOBEとロゴがある。家に招待された時に手土産にするのはこれが便利。シンプルだけれど、ベトナムコーヒーによくマッチするのです。
ロシア革命から逃げてきたロシア人ゴンチャロフが、ウイスキーボンボンを日本で初めて作って有名になったゴンチャロフ製菓。同じく、高級チョコで有名でロシア人モロゾフが作ったモロゾフ製菓。日本のチョコは市販品でも世界一美味く品質が優れていると言われる。そのルーツは外国に扉を開け文化を吸収した先進的で自由闊達、オシャレな街。老舗の菓子メーカーに続くのは、新興アンリ・シャンパルティエやケー二ヒスクローネ等の勢力が勢いを伸ばしています。
何れの洋菓子やチョコにも人気。ハロウィンやクリスマスは美しい絵柄や包装。これには女性や子供が大喜び。一口サイズチョコは全部絵柄が違っていて芸術的、食べるのが勿体ないと感嘆していました。綺麗な空き缶は大切にしまっておくのです。
此処には無いもの、カワイイものは若い女性への共通のキーワード。
・ステイショナリー
日本製ボールペン。日本では黒色が主、だがベトナムでは青色が基本色でから
プレゼントは必ずこの色にしてください。かつて消えるボールペンも珍しさで喜んでいましたが、今は品質の高さで書き易さと滑らかさが受けています。
ボールペンの命である鋼球の品質精度がまるっきり違う。大人には契約書にも使える高級品、ヤングには一般の製品ならどれでもOK。細字より太字が良い様です。
ベトナム製も多いがまだまだ。ブックストアでは日本製は奥のガラスケースに入れてあり、製品を指名しないと出してはくれないほど厳重に管理しています。
クレパスや絵の具も絵の好きな方には大歓迎。針の要らないホッチキス、修正テープもあるけれど意外と日本企業がベトナムで製造したものが多く、いわばお里帰り。
相手の年代に合わせて可愛いとか、実用的とかを判断すればいいと考えます。
株式会社VACコンサルティング 顧問
(IBPC大阪 ベトナムアドバイザー)
木村秀生