男と女のラブゲーム①

2020年7月17日(金)

現地に居住する日本人のブログなどに時折書かれている国際間の恋愛事情。
当地で配偶者に恵まれた方がご自身の経験を元に、その指南を書かれているのを見ると微笑ましい話もありますが、ドロドロした生々しい様子も伺えます。古今東西を問わず男と女が居れば自然とくっつくのは永劫の自然の摂理、人類の未来へ種の保存と引継ぎですから、殊更特別なコトではないのです。しかし、若い内ならなおさら恋に落ちるのは不思議でもありませんが、在住者が増えると問題も増え、深刻・複雑化する可能性も高いのが普通。年配者やまして日本に家族を残しての単身赴任。赴任前に子供だけは造らないでね、と奥方様からきつく言い渡されても、ふとした弾みでタガを外してドツボに嵌ってさあ大変。のっぴきならない事態に追い込まれる罪作りを犯します。
日本人向けのサービスアパート業務に携わり、在住者が少数の頃に住人の生活の内面にも触れてきました。気心が知れると人は打ち明け話を喋りたくなる。また狭い日本人社会。古くから住む者の深いネットワークに、ほぼ筒抜け状態で水面下の噂や出来事、赤裸々な情報が日越双方から自然と耳にします。
日本の大手企業の多くは家族同伴での海外赴任が基本。これは長い間の経験則。外地でつつがなく仕事を遂行するには家族の協力があってこそ。健康と健全な生活、精神衛生上での安寧も図れる道理だが、それでも秘め事は潜航します。
初めての海外赴任。駐在は文化に社会、商慣習など違うため誰もが気を遣い、緊張した生活を強いられているのが実情。交流が増えるほど双方が横道に外れ、道理や理性では割り切れない場面に遭遇するのは必然の理。利他の心がいつの間にかフォールインラブ。何処に火種が潜み、何時燃え上がるのか分りません。
意志や節度を強く持っていようが、ブレーキが利かなくなる程にのめり込み、思いもよらず二進も三進も行かなくなる事が往々にしてあります。ご縁は大切ですが、成り行きで深くなり過ぎ、岐路を間違った御仁もいるのでご用心。
男と女の割ない関係と、必ず付きまとう金銭絡みの恨み辛みは話題に事欠かないがこの幾つかを挙げてみます。面白可笑しく誇張するものではありません。もしかして意識がないにしろ偶然の出会いから、誰しも泥沼の深みに陥ることは絶対無いとは言い切れない。事件簿とまでは言わないが、気を付けたいとの意味でご理解をと考えます。清廉潔癖を自認する聖人君子が意外とアブナイ。

・戒律を破ってまで本能の向くままに 人間の真の姿は理性もくそもない

ベトナムはクリスチャンが多い。植民地時代にフランスが宗主国であったのが理由。日曜日には払暁から教会で敬虔な祈りを捧げる女性がいました。離婚後の寂しさもあってか本能に勝てず知理は及ばず、仕事で知り合ったベトチョン駐在員のタネが何時しか腹の中に。男は日本に居る妻とは別れると総領事館へ認知届を出しました。本人は安心して出産後に子供の日本国籍を取得するため幼児を連れて先に帰任した男の許へ。ところが妻は頑として受け付けず、元の鞘に収まり滞在費も養育費も出さない。苦労を重ねて一年後にはようやく子供の日本国籍を取得したけれど、生活できないためほどなく帰国の憂き目。
話にはまだ続きがあってこの男、再びHCM市へ再赴任が決まって住んでいる。会社は全く知らないため諫められず、ややこしくなるのは火を見るより明らか。燻っていた煙の中に恋の炎がメラメラ立ち上がり爆発。もう鎮火できる手段が消えていて火遊びでは済まされず後は燃え尽きるだけ。不甲斐ない男が居る。
修道院でも修業した淑やかで不器用な娘も女のサガ丸出し。ノリを越え子供の人権より親の欲望が優先、真面目な人ほど狂うと怖い。二面どころか多面性を持つのが人の内面。小説よりも奇なりの運命を地で行きます。
女が母ともなれば強くなり、生活力が付いてくる。男など単なる種馬。過去を捨て顧みず、現実に生きて活躍するのは女。過去に縛られ懐かしみ、白昼夢を見続けるのは男。最後は捨てられると世の相場と決まっているのです。

・結婚相談所なんていい加減 信じて任せた日本の中年男性が悔恨の顛末

元技術職のTさん。50歳近くで公務員を希望退職。家族を求めに来たけれど、その相手はメコンの超田舎の学も才も無き若い女。何の因果か何百万円を使い、日本の相談所で紹介された内の一人に決めたと、後で愚かさに気付いたと述懐。
ネットで日本人と結婚したいベトナム女性を斡旋するページがあるが、絶対的に嘘っぽく眉に唾。いい年をしてアホかと思うが、迷える羊は食われるだけ。
女の故郷は外国人など誰一人通ることもない辺境の町。住居を建てたけれど、よくある話、さして大きくない家に何時しか鬼嫁一族が占拠。生活費までたかる始末。彼とて仕事はなく日がな一日する事なくぶらぶら。当然ながら互いの言葉は全く解せない。甘い生活など消え去り義理のお務めも果たさずに放って置かれたまま。まともな食事さえありつけなかったという。要は金目当て結婚。根こそぎむしり取られて殺されると怯え、一切合切を置いて夜逃げ。HCM市の私の友人宅へ転がり込んだ次第です。正式に結婚しているのですが、これがまた面倒で厄介なタネ。コトが事だけに相談所に話すと自己で解決してくれと取り合わない。ならば弁護士を立て取られ損でも離婚するのが良いのでは?と話すが、相手は金蔓を逃がしてはならじと応じない銭ゲバ。帰国してしまえば、と諭せば、空港で待ち構えていると被害妄想をする始末。余程脅威なのか部屋にひきこもり。だが此処でも善意の日本人は付け込まれ狙われる。相手の武器は若さだけ。頭は悪くどだい目的が違うので共に暮らせる訳などない理不尽なお話。高い授業料でスッカラカン、騙されるアンタが悪いと言いたいが。

株式会社VACコンサルティング 顧問
(IBPC大阪 ベトナムアドバイザー)
木村秀生

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